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2017年 審査員長

アントニオ・ポンパ=バルディ

イタリア、フォッジャ出身のアントニオ・ポンパ=バルディは、1999年のクリーヴランド国際ピアノコンクールでの優勝でデビューし、その後世界各地で活躍しています。 パリのロン・ティボー国際コンクールでは1位、また2001年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでも受賞しています。

ニューヨークのカーネギーホールや、パリのプレイエル、ミラノのヴェルディホール、上海大劇院、ボストン・シンフォニーホールなど世界的にも名声のあるホールで演奏。 またロンドン、東京、ソウル、ロサンジェルス、フィラデルフィア、キエフ、オークランド、香港などでも演奏しているほか、北京の故宮(紫禁城)では演奏会とともに中国国立音楽院のマスタークラスも実施しました。 中国国立音楽院では名誉教授としても招聘されています。

アントニオ・ポンパ=バルディは、ヒューストン交響楽団、ベルリン交響楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ボストン・ポップス・オーケストラ、コロラド交響楽団を含む多くのオーケストラにも出演しており、ハンス・グラーフ、ジェームズ・コンロン、キース・ロックハート、ミゲル・ハース=ベドーヤなどの演奏家や指揮者とも共演しています。

20枚を超えるCDコレクションの中には、グリーグのピアノ全集(12枚組、レーベル:Centaur)、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール受賞時のライブコンサート(レーベル:ハーモニア・ムンディ)、スタインウェイ・レーベルからはプーランクとピアフの歌曲をピアノの為に編曲した「ラスカルとスパロー、プーランクとピアフの出会い」などがあります。 リストに捧げられた『リストを読んで』は、ステレンボッシュ音楽院でのリサイタルの録音が、南アフリカのレーベルTwo Pianistsから発売されています。 

Centaur Recordsからは、『シューマン曲集』、『ラフマニノフ曲集』、『レインベルガ―ピアノソナタ集』も発売されており、目下、フンメルの『ピアノソナタ全曲』の録音に取り組んでおり、すでに2巻がリリースされ近く3巻目が発売の予定です。

 

2014年5月には、アントニオ・ポンパ=バルディはラフマニノフの協奏曲全曲と、『パガニーニの主題による狂詩曲』をケープタウン フィルハーモニー管弦楽団とともに演奏、2015年1月には、深圳で行われた第1回ラン・ラン国際フェスティバルでリサイタルを開催、同年3月にはカリフォルニアのフレズノでテオドール・クチャ―の指揮のもとベートーベンのピアノ協奏曲全曲を演奏しました。

 

それ以外で注目されるのは、シャイアン交響楽団とのレスピーギのピアノ協奏曲、ノヴァソティア交響楽団とのラフマニノフのピアノ協奏曲2番と3番、中国の温州市とアモイ市、カリフォルニア州サンノゼのラヴェッロ音楽祭、イタリアのトーディ音楽祭およびサルジニア島などでの演奏です。

今後、フロリダ州シャルロットと南アフリカのケープタウンでのブラームスの『ピアノ協奏曲2番』の演奏と、オレゴン州の音楽指導者協会と中国でのリサイタルが予定されています。

スタインウェイのアーティストとして、アントニオ・ポンパ=バルディはクリーヴランド音楽院でピアノを教えています。 またトーディ国際音楽祭の創立メンバーでもあり、審査員としては、クリーヴランド国際ピアノコンクール、ヒルトンヘッド国際コンクール、ノルウェイのベルゲンにおけるエドヴァルド・グリーグコンクール、サンノゼのコンクールなどで活躍しています。