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2017年審査員

イルヤ・シェプス

イルヤ・シェプスは、チャイコフスキー記念モスクワ国立音楽院において、レフ・ヴラセンコとエフゲニー・シェンダルヴィッチに師事しました。

1982年から1994年まで、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして活躍するとともに、内外の歌手や奏者と共にリサイタルも行ないました。 この経験を通して幅広い作曲家の曲を習得し、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、ドビュシー、スクリャービン、プロコフィエフ、チャイコフスキーのほか、シュニトケやシルヴェストロフ、デニソフなども演奏しています。 同時に、モスクワ音楽院の教授も兼任していました。
 

1992年、居住地をドイツへ移しました。 世界各地でのコンサート活動に加え、教育にも情熱を注いでおり、ロストック音楽・演劇大学やダルムシュタット音楽アカデミーで長年教えていました。

その後、ケルン音楽大学の教授となり、その教え子たちは有名な国際コンクールで入賞したり、ソニーやユニヴァーサルといったレーベルと契約を結んでいます。 イルヤ・シェプスは、多数の国際講習会でマスタークラスや研修会を行ない、おおくの大学からの招待も受けています。 ポーランドのブィドゴシュ・チュパデレフスキ国際ピアノ・アカデミーの芸術監督でもあり、マスタークラス受講者にはオーケストラと共に演奏する機会を与えています。

中国では、北京の中央音楽学院、上海音楽学院、天津音楽学院、四川音楽学院、そしてさらに、ここ十年以上にわたって、深圳芸術学校とアモイの中央音楽学院鼓浪嶼鋼琴学校でも名誉教授として招待されています。

 

イルヤ・シェプスは、深圳・国際ピアノコンクール、ノルウェイのトップ・オフ・ザ・ワールド国際ピアノコンクールとグリーグ国際ピアノコンクール、ダルムシュタットのショパン国際ピアノコンクール、マドリッド国際ピアノコンクールなど重要な国際ピアノコンクールでの審査員もしています。 また、アーヘンのモーツァルト(元プリ・アマデオ)国際ピアノコンクールでは、監督を務めています。

 

​イルヤ・シェプスの演奏録音は以下のレーベルより合わせて10枚以上のCDがリリースされています; MCA (アメリカ)、Le Chant du Monde (フランス)、Melodia (ロシア)、 Coriolan/Teldec, Deutsche Welle et ECM-Records (以上ドイツ)。